クロス取引とは、少額の手数料を払って、株主優待の権利を手に入れる方法です。
「手数料」がクロス取引をするのに重要な要素になってきます。
もしかしたら株主優待よりも手数料の方が割高になってしまう可能性があるからです。
今回紹介するのは、安全な方法で、手数料よりも株主優待の価値の方が大きくなるようにするやり方です。
楽天証券にログイン後、国内株式を選択してください。

次に一般信用売建銘柄を選択します。
一般信用売建銘柄は、逆日歩(手数料)が発生しないので、安心してクロス取引を行うことができます。
*他の少額な手数料は発生します。

弁済期限が14日を選択します。
14日を選択する理由は、証券会社が株主優待をする為の銘柄を揃えてくれているからです。

ここまで絞れたら、後はこの中から欲しい優待を選んでクロス取引を行います。

今回は、株主優待で人気の吉野家を例に実際の画面を見てもらいたいと思います。
吉野家の株主優待は、飲食券(300円)を10枚貰えます。
吉野家と同じく8月銘柄に関しては、こちらの記事に書いています。

画像に載ってある8月27日が優待権利付き最終日なので、この日が基準になります。
26日の株式市場が終わってから翌日の27日の市場が開くまでに現物買いと信用売りを両方とも同じ株数(100株)で成り行き注文します。
信用売りは、紹介している一般信用売建銘柄で行います。
23日の時点ですが、試しに注文を確定する前の画面までいきました。
売建可能数量が0になっているのがわかります。

これは、証券会社に売りに貸せる株の在庫がない事を意味しています。
証券会社によって在庫数が違うので、クロス取引のガチ勢は色んな証券会社を利用しています。
今回はやり方の紹介なので、このまま続けます。
信用売りが完了したとして、次は同じ数の現物買いを行います。

優待権利付き最終日の前日と仮定して、こちらも注文確定の前まで現物買いをセットしています。
8月27日の優待権利付き最終日が過ぎれば、現渡をおこないます。
現渡とは、同じ銘柄で同じ数量の株式を決済させることです。
現渡までの作業が、クロス取引の一連の流れになります。
今回紹介した方法は、リスクと手数料を最小限に抑えた方法なので、紹介の途中でもあったような、在庫不足などが起こる可能性があります。
クロス取引に慣れてきたり、理解がある方は、色んな証券会社を使ったり、優待権利付き最終日前日より早めに株を買っておいたり、逆日歩が発生してもよいので一般信用売建銘柄以外を利用する事も可能です。
一回慣れてしまえば簡単なので、事前に調べてからやってみましょう。
*証券会社によって色々な決まりがあるので必ず調べましょう。
*信用取引の最低保証金は、30万円です。

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