2019年12月期まで16期連続で増配しているJTは、2020年は買いなのか?という話題が投資家の間で出ていますね。
たばこ産業は、パチンコ、スロット業界と同じく、年々衰退の傾向にあるので、株価が上がるのは難しいとされています。
喫煙規制強化や健康増進法などによって、喫煙者は肩身が狭くなってきているのが日常生活からもわかります。
喫煙人口が減少していく中でも、JTの決算書を見ると収益は良いので、会社自体は魅力的であると思われます。
JTの決算一部抜粋
当社グループの全社利益目標である為替一定ベースの調整後営業利益の成長率は、国内 たばこ事業および医薬事業で減少となったものの、海外たばこ事業および加工食品事業で の増加により、前年度比 0.9%増加の 6,008 億円となりました。
一番のネガティブ要因は、ESG投資(環境に悪い要素がある銘柄に投資をしない考え)で投資除外銘柄になる事です。
この傾向が今後強まっていく流れなので、世界的に環境に配慮した銘柄などは強くなっていくかもしれません。
総合的に判断して、利回りが良いから買いではなく、今後の事を考えたら、他の銘柄にもっと魅力的なものはあると思います。
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